Transcript of JapanSkates' interview with Yukari Nakano at Skate Detroit, July 22.
More photos and videos taken at the interview are at this page. This translation is courtesy of "Smile_Yukari". Many thanks!
僕が恋人のイ・チンとデトロイト・スケーティング・クラブに着いたのは7月21日金曜日の午後6時半。ちょうど女子フリーの第1部が始まろうかというときだった。会場で窓口となってくれたジョージア・ハーセルが僕たちを出迎え、友加里のシャペロン兼通訳の人物がすぐに会うと教えてくれた。僕たちはそれが佐藤有香だと知ってとても驚き、そして喜んだ。有香と会った僕たちは翌日、友加里の練習後に行なうインタビューについて打ち合わせをした。それから僕たちはスタンドへ向かい、スケート観戦を楽しんだ。中でも友加里のプログラムは次の晩の決勝ラウンドに余裕で進出する、その夜最高の演技だった。 次の日、友加里の練習の後、有香は僕たち全員を練習用リンクの隣にある静かな部屋へ連れて行き、僕たちはインタビューを始めた。友加里の英語はかなり上手く、ほとんどの質問について彼女は自分で英語で答えた。助けがいるときには有香に日本語で話し、有香がそれを英語に訳して説明を加えた。友加里への質問のあと、僕は有香にも二三質問をしたいと頼んだところ、彼女は快く同意してくれた。インタビューのあいだ、イ・チンはいい写真を撮ってくれた。 JS: JapanSkates YN: 中野友加里 YS: 佐藤有香 JS: 昨日はおめでとう。あなたのフリーの演技をとても楽しんだよ。今までの自分の演技について自分ではどう思っているの? YN: あぁ、とても疲れてます(笑)。 JS: 夏に試合に向けて準備するのは難しい? YN: ええ、そうですね。 JS: 最近はずっと練習をしていたの? それともゆっくりしたり、夏を楽しんだり? YN: プレッシャーが大変なんです。本当に忙しいシーズンで、ショーなどに出るお仕事をとても一所懸命やっていました。練習するのと同じくらいだけお客さんの前で演技することもやっていたんです。そんなわけで試合に調子をあわせるのにとても疲れてしまったのだと思います。 JS: 次のシーズンは古いプログラムを滑るの? それとも新しいの? YN: 新しいプログラムです。 JS: どんな音楽を選んだのか教えてもらえる? YN: ショートプログラムは『メモワールズ・オブ・ア・ゲイシャ』、フリーは『シンデレラ』です。私のスケートに一番合った選曲だと私たちは考えています。 JS: 素晴らしい選曲だね。次の質問は新採点システムに関して。新採点システムのもとで自分のスコアを伸ばすために一番やろうと頑張っている技術的要素は何? YN: 今シーズンはトリプル-トリプルをやってみようと思っています。(自信なさげに笑って)目下練習中ですけど。 JS: またトリプルアクセルにも挑戦するの? YN: (笑顔で)はい、今夜に! JS: これはちょっと個人的な質問。昨年はあなたにとってすばらしいシーズンだったけれど、オリンピック代表には選ばれなかった。多くのファンはあなたが選ばれるべきだと考えていた。オリンピック代表に選ばれないかわりに世界選手権の代表に選ばれたことについてはどんな気持ちだったのかな? YN: オリンピックには行きたかったです。本当に残念でしたが、それが人生ですよね、物事は結局終わってからそうだったとわかるものですし。つらかったです 当然。でも次があります。ですが(次の五輪に出るかどうかは)わかりません、まだわかりません。 JS: 実は次の質問は将来の目標についてなんだけど、カナダで開催されるオリンピックまで競技スケートを続ける予定はあるのかな? それとも次のシーズンについてだけ目標を設定している? YN: 今シーズン、私の目標は東京の世界選手権です。とりあえず今シーズンについてだけ目標を立てています。 JS: 日本人スケーターの中にはアメリカやカナダに来ているひともいるよね。去年、僕たちはクリーブランドで美姫に、トロントで美栄にインタビューをしたんだ。あなたはいつか北米に来ようという気持ちはあるのかな? YN: アメリカやカナダに比べると日本にはたくさんのリンクがありません。だから日本で練習するのはとても難しいんですよね。 JS: それじゃこっちに来ることを検討している? YN: (笑いながら)私は日本にいるほうがいいですね。 JS: 素晴らしい答えだね、とても正直だ。 JS: これまでやってきて、大好きなスケーターというのはいる? YN: あぁ、大好きなのは伊藤みどりさん、それから オクサナ・バイウル、 それから(有香を指差して)彼女!(有香、声を立てて笑う) JS: 有香は僕にとっても大好きなスケーターのひとりだよ! JS: 自分の過去最高の演技は? YN: 去年の日本選手権のときの演技です。 JS: 次は変な質問、スケーターみんなにこれを聞いているんだ。今までリンクに投げ込まれたプレゼントの中で最高のものは何だった? 今まであなたが受け取ったなかで、一番のお気に入りとか、変わったプレゼントとか? YN: あぁ、それだったらタイツです!(吹き出して笑う) JS: ワーオ、美栄は靴下をもらったって言ってたけど、あなたはタイツだったんだ!(笑) YS: ほんとに面白いわね!(笑) JS: 最後に、日本チームのスケーターたちは友達同士として仲がいいよね。フィギュアスケート選手であなたの親友というひとは例えば誰かな? 国内でも海外でも。 YN: うーん、荒川静香さんと安藤美姫ちゃんが親友かな。 JS: えーと、まだテープに残りがあるみたいなので、二三、質問してもいいかな、有香? YS: もちろん! JS: あなたはまだデトロイト・クラブで仕事をしたり練習したりしているの? YS: ええ、今のところ自分のスケートのことでも忙しくしているのでコーチ業のほうには戻ったばかりなの。今年の夏はほんとにたくさんの日本人スケーターが出たり入ったりしていて、彼らの面倒を見るので忙しくしているわ。今まで地元で新しい生徒をたくさんみたことはないの。でもそういう仕事もとてもしてみたい。 JS: あなたと旦那さんはプロとしてスケートを続ける予定がある? YS: 今、わかってる限りだと、12月16日のブライアン・ボイタノ・スケーティング・フェスティバルに出る予定があるわ。 (ここでイ・チンが友加里に聞くのを忘れていた二つの質問を僕に思い出させた) JS: フィギュアスケートを生で一度も見たことのないアフリカのファンが僕たちのサイトに書き込みをしていて、彼らは世界のフィギュアスケートについて興味をもっている。そういうファンに何か一言もらえるかな? 彼らに向けたメッセージとか? YN: 応援に感謝しています。たくさんの人たちに私の演技を見てほしいですし、そうした人たちを自分が感動させることができるといいなと思います。 JS: (サインを指して)これは猫? あなたのサインは猫みたいに見えるね。何か意味があるの? YN: いいえ YukariのYなんです その長い線はNakanoのNです(一同、笑)。 この後、僕たちは友加里にサインをしてもらい、一緒に何枚か写真を撮った。彼女と有香にこうした時間をとってくれたことを感謝して、その晩の決勝にベストを尽くせるようにと言った。英語で話していたために友加里の回答は短いものに限られてはいたけれども、彼女はとても率直かつ明確に答えてくれた。彼女は自分というものを、そして自分が何を成し遂げたいかということをよくわかっている。僕たちは彼女の今シーズン、そして将来の幸運を祈りたいと思う。 JapanSkatesは貴重な時間を割いてくれた有香と友加里に、そして僕たちを歓迎し、いろいろと便宜をはかってくれた、ジョージア・ハーセルやデトロイトSCのすべてのスタッフに感謝します。
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